吉岡議員は、鎌倉市の漁業、農業を生かし、学校給食への積極的推進、地元中小業者との連携について質問しました。
鎌倉の漁業の発展・継続を
鎌倉地区の漁獲水揚げ量は162.4トン、近隣の小坪地区で128.0トン、腰越地区で130.7トンと比べても多い量です。種類は海藻、シラス、サザエ、タコ、マイワシ、うるめいわしなどです。
腰越漁港の改修は進んでいますが、鎌倉地区は漁港がなく、昨年の台風では、船が流されるなど大きな被害になりました。
地元の新鮮な魚や野菜を子どもたちの給食に
学校は給食内容の充実に向け「食教育を推進する上で、鎌倉産・地場産物をより活用していく必要がある」としています。
農業体験や地元の食材を通じ、鎌倉の海や農業に関心を持ち、環境や食を大切にする教育が大事です。
給食に地元産を利用するには、流通や費用問題など課題はありますが、関係者が協同で、子供たちの未来と鎌倉の商工業の振興を図るよう求めました。
また、漁業の発展のためにも、環境に配慮した鎌倉漁港の計画的整備に向け、努力するよう求めました。
「市民ニュース」2010年10月号より