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吉岡和江のかけある記

2024年11月3日

視察報告 岡山埋蔵文化センター

11月1日 

岡山市には旧石器時代から近現代迄多くの埋蔵文化財=遺跡が存在しているとのことです。

埋蔵文化センターでは主に吉備国の埋蔵文化財の研究,展示をしています。

岡山埋蔵文化センター前にて

古墳群、古墳文化 建物も古墳もイメージしている

発掘調査は直営でおこなっており、文化財課 専門家6名、会計年度職員3、事務職1名で運営。

たくさんの遺物の保管管理もなかなかと大変だとのこと。

埴輪が多く出土され、将来は埴輪が文化財になるのではと。

円筒埴輪

家形埴輪

千足古墳の石室模型

建設に至る経過は

歴史系博物館がないということで、建設計画が。

駅前開発との関係でデジタルミュージアムが先行し、その後平成12年に建設された

沖積地に遺跡が多い地域で、深い場所に遺跡が多いいことから、鎌倉市と比べて発掘調査は少ないようです。

文化財の種類も多い、時代別調査、集積地のいろいろな遺跡に対応する必要もあり、力量が問われるとのこと。

最近は文化財と観光とリンクされていることが多くなっている。

文化財とのバランスが問われているとのことでした。

運営費は年間2000万円規模。修繕計画は作られていないこちは課題

大規模改修は今のままでは無理 修繕費も不足

蛍光灯をLED化することは今のままでは無理とのこと。

文化財センターは調査保存 記録保存 適切な保管管理が使命だが、遺物管理の人材の確保も 財政をどう確保するか 課題があると思った

職業体験として2人の中学生がまっていました。

未来を担う世代が歴史を受け継ぐ人になってほしい。埋蔵文化財に関心をもっていることに明るい未来をかんじました。

専門家として熱い思いが伝わる説明を聞き、もっと聞きたかった!古墳の見学にも行きたかった!

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