6月議会では、本庁舎移転に関連して、賛成・反対の双方から8本の陳情が出されました。 深沢地域への本庁舎移転を早期に進めてほしいという5本の陳情は、私が所属する建設常任委員会の審査でいずれも可否同数(高野は反対)となり、委員長採決で採択され、最終本会議へ。
本会議の結果は、賛成14人・反対10人(共産党など)で、「陳情は採択されたが、陳情の願意を満たすために必要不可欠な位置条例改正の可決には事実上、至らない」 という皮肉な結果になりました。 審査の過程を通じて、移転の賛否が分かれていることが事実として明らかになったといえます。
市役所移転は、予算面でも極めて大きな事業であり、計画の問題点を指摘し、位置条例改正案も否決させました。これからも市民の声を大切にしながら慎重に取り組んでいきます。