2024年7月5日 13時30分から14時 「助産院・産後ケアセンターについて]
教育福祉常任委員会として視察しました。出産機能は閉鎖され、その施設を使って
産後5か月未満の赤ちゃんと家族のための産後ケア施設として4月にオープンしました。
核家族化が進み、赤ちゃんを見たことがないお父さんお母さんが増えているとのこと。
おむつの宣伝でおしっこの色がブルーでないと悩んでいるお母さんの話はかなり前に聞いてびっくりしたことがあります。
何世代も一緒に過ごしていた時代は生き死にも当たり前の日常でしたが、今はそれがなくなり、行政等が子育て世代に寄り添った対応が必要になっています。
産前産後の親たちへの様々なサービスが必要です。お風呂の入れ方、子どもがどのように成長していくのか。どう接したらよいのか等々。
赤ちゃんの夜泣きで苦しんでいる、ミルク、母乳を飲まない、どう接したらいいのか。
特にお母さんたちは産後体がもとに戻らない状態の中で、赤ちゃんと暮らしていく。
ゆっくり休める環境が大事です。宿泊、日帰り、訪問等、専門家のアドバイス、赤ちゃんを通してのお父さんお母さん同士の交流など実施しています。
自治体の補助もあり、鎌倉市民の自己負担は1泊6000円でゆっくり休養、育児相談など行っているとのこと。
近隣の自治体の産後ケア事業と連携。鎌倉市はもちろん、逗子、藤沢、葉山、茅ケ崎、寒川と連携しています。
多くの赤ちゃんとご家族がゆったりと過ごし、その後の子育てがより良いものになるよう願って視察から戻りました。