現在、中学校夜間学級は県内に3校あり、昨年度、「相模原市立大野南中学校分校」が開校しました。
中学校夜間学級は、義務教育を終了できなかった人や不登校等の事情から実質的に十分な教育を受けられず学校の配慮等により卒業した人、さらには日本で義務教育を十分受けられていない外国籍の人を対象に、夜間に開設された中学校のことです。全国には不登校以前の「未就学」の方が全国で10万人いると調査結果がだされています。
夜間中学校というと30年前に公開された山田洋次監督の映画「学校」を思い出します。いま改めて夜間中学が重要な役割を果たすと、文科省は全国の自治体に設置増等を通知しています。
鎌倉市内の希望者が通学する場合、夜間学級設置自治体との「連携協定」が必要ですが、現状、鎌倉では結ばれていません。
高野議員は、三浦市等の取り組みを紹介。早期に協定を締結し、より多様な学びの場の確保に努めるよう教育委員会に求めました。