6月議会が開会しました。私は、これまで長年所属してきた総務常任委員会から建設常任委員会へと変更になります。本庁舎移転問題などを所管する委員会であり、これまで以上に緊張感をもち、馴れ合いを排した姿勢で臨むものです。また、副議長職を辞しました。退任の挨拶は下記のとおりです。
『副議長職の退任にあたり、ご挨拶を申し上げます。同僚議員の皆様には1年間、議会運営にご協力いただき、心より感謝申し上げます。このような職は不慣れでしたが、茶木局長はじめ議会事務局の皆様にも支えていただき、議員として、いろいろと学ばせていただいた一年でありました。
1年前、副議長の就任にあたり、私は、鎌倉市議会が抱えている課題を少しでも前進させることができたら、それに微力ながら貢献できたらという思いで、同僚議員の皆様の後押しもいただき、就任させていただきました。
例えば、私たちの議会活動をサポートしてくれている議会事務局の職員体制は1名欠員という状態で、2課のうち、1課の管理職が不在という状況でした。議事録の作成など業務が山積しているなか、これは何とかしなければと思い、前川議長とともに理事者と交渉させていただきました。現在もなお、体制上の課題は残っているかもしれませんが、1名補充をさせていただきました。
また、議員の皆様にとって議員控室は単なる待機場所ではなく、活動の一つの拠点であり、市民の方々と結ぶ場所でもあります。就任時、一部の控室環境に問題が生じていました。議長がすばやく対応され、予算も確保しつつ、皆様のご理解もいただいて環境の改善をはかることができました。
コロナ禍の中での議会運営でありましたが、最近では「アフターコロナ」も見据えた議会運営についても皆様にご議論いただき、一定の方向付けができたものと認識しております。今後、今回の経験も活かし、一議員として各議員の十分な発言機会の確保や丁寧な議論を行える環境づくりなど、選ばれた新議長に協力し、微力ながら取り組んでいく所存でございます。
最後になりますが、前川議長にはこの1年間、いろいろとご迷惑をおかけしたかもしれません。信頼関係を培いながら、力を合わせて議会運営に取り組ませていただきました。心から感謝申し上げる次第です。有難うございました。』