大船観音の向かいの緑地に、マンション計画があったことを覚えていますか? 県の開発審査会から〝問題あり〟と結論が出され、土地は市に移譲されました。その後、病児保育や市民交流の複合施設をつくることになりましたが、隣接地権者との境界が明確でなかったことが判明し、5年も危険ながけ地のままになっています。
市は今年、隣接地権者と協議し「筆界特定」制度を利用し、境界を明らかにしました。結果は、市が主張していた境界から退くかたちで狭く特定されたのです。
今後、鎌倉市は地権者と誠意をもち話し合い、早期に解決することを望みます。
※2 筆界特定制度とは、土地の範囲を区画するものとして定められた線(筆界)を、現地で特定する制度。