雪ノ下地域の県埋蔵文化財包蔵地「大倉幕府跡」における市の対応に関する質問主意書について、市長及び教育長から答弁がされました。市長(都市景観部)からは、現状、土地所有者に変更がなく依然として中断状況であること、今後も文化財部等との連携を密にしていきたいとのことでした。
一方、教育長(文化財部)からの答弁書は典型的な官僚文書で従前と同様の見解でした。現在の文化財部長が県からきて何年にもなりますが、果たして鎌倉の文化財を守り後世に引き継いでいくに値する仕事ができているか、甚だ疑問です。とりわけ、武家政権発祥の地である鎌倉幕府の所在地を明らかにしようとする機会であるのに、従来通りの姿勢にとどまっているのであれば、その資格が問われると考えます。情けない限りですが、頼朝公に怒られないよう私なりに取り組みます。