12月議会・建設常任委員会で深沢整備事業(JR大船工場跡地中心のまちづくり)について「村岡新駅」と一体施行による区画整理事業とすると初めて方向性を出しました。
市の説明によると合意に向けた協議内容として
①藤沢・鎌倉市の区画整理事業。負担はそれぞれ行う
②駅までの両地区道路等は市道とし、藤沢側シンボル道路は藤沢が。柏尾川の橋は鎌倉市が費用負担
③JRに新駅設置を要望し、整備費の負担を求める
④県が新駅費用の一部負担。残りは両市で概ね5:5 で負担
⑤3県市はJRに新駅概略設計の実施を求め、費用は3県市が負担する。都市計画決定は2年延ばし、2021年する
JRや3県市の合意を年度内の早い時期にしたいとしています。
市民の福祉・安全対策を優先に
新駅設置によって鎌倉市、藤沢市への便益が増える、市役所移転のためにも必要としていますが、市民がわざわざ遠くの駅に行き、バスに乗って市役所に来るでしょうか。全国と同様に鎌倉市も人口減少を予想し、公共施設を縮小再編しようとしているのです。
党が実施したアンケートでも「市民の8割が「税金を使って新駅は必要ない」としています。市役所移転の是非に関わらず、新駅は市民に必要ないと考えます。 新駅などの大規模開発に400億円強の税金を使う一方で、市民生活予算を削っていいのでしょうか。
優先順位としても、保育所や特養、福祉の充実、安全対策等、市民が元気に暮らし続けられる町づくりこそ必要です。(2019年市民ニュースより)(下記は村岡・深沢区画整理図)