市役所移転問題が大きな局面を迎えています。鎌倉のまちづくりの将来にわたる方向性に関わるだけに、市民の分断につながるような事態は望ましくなく、市長自ら立ち止まって検討するよう判断すべきです。防災面、財政負担、事業の優先度、歴史的・文化的視点からの深い見通しを示すこと、市民合意の形成に十分に時間をかける必要があります。少なくとも急ぐ必要はありません。