高野議員は、地元住民に広く利用され親しまれている岩瀬下関青少年広場の保全について一般質問を行い、市の方針を確認しました。
広場の保全を市の方針として決定
市としては、この広場が広く住民に活用されていることに加え、都市公園のもつ災害時の一時避難機能、防火機能などを考慮し、広場の存在価値が非常に高いと判断。 庁内で検討した結果、永続的な確保に努めることを市の方針として確認したと答弁しました。
公有地化の手法について検討
市は来年度の取得に向け、国庫補助金の活用等を前提に事業手法を検討し、独立行政法人の都市再生機構(UR)による「防災公園街区整備事業」を有効な手法として考えていると答弁しました。
この手法は、市に代わってURが用地取得し、整備後、市に引き渡す制度です。土地の三分の一について国庫補助、また、市がURから無利子融資制度等を受けられるなど、市の財政上も無理のない手法であり、マンモス広場の保全に向け大きく前進したといえます。
年度内に見通しを明らかに
現在、市は当制度の活用に向けて、URなどの関係機関と調整中であり、土地所有者の理解を得るよう努力していくと答弁しました。
高野議員は、年度内に取得の結論を明確にするよう求めました。