日本映画の振興と映画文化の国際交流に多大な貢献をした、川喜多長政氏とかしこ氏。
その業績を長く伝えるとともに、多くの映画資料の展示や鑑賞等を目的とする「川喜多映画記念館」が来年4月開設されます。
川喜多邸は1994年に遺族から鎌倉市に寄贈され、以来、市民の皆さんが鎌倉にふさわしい文化施設の建設をめざして運動してきました。
今議会には、開設に向けた設置条例が提案され、可決されました。今年度中に建設し、指定管理者により運営されます。
高野議員は、総務常任委員会において、当条例可決後に附帯意見をつけることを提案し了承されました。
川喜多映画記念館は、鎌倉にとって貴重な映画文化施設であり、開館後の運営には、映画上映や関連資料の展示など、市民や関係団体の声、思いをいかしていくことが大切です。
今後、鎌倉市として、市民や関係団体から意見、要望を聞く場をもつなど、市民や利用者の意見を十分に反映し、活気ある映画文化施設になるよう願います。
「鎌倉市民ニュース」2009年7月号より