古都鎌倉の財産である史跡や文化財を守っていくうえで、個々の史跡や文化財を保存・管理していくことは重要なことです。同時に、世界遺産登録をめざすなかで、文化財を調査・研究、保存・管理していく本格的体制の構築が求められています。来年度予算には発掘調査体制強化計画策定支援業務委託が計上され、本格的な取り組みが始まります。
これからの鎌倉の歴史をつくっていくうえでも、文化財行政の中心となる埋蔵文化財センターの整備(野村総研跡地に予定)に本腰を入れた取り組みが必要で、市民的な合意に努めていきます。