「国に対応を求める意見書を採択」2011年9月議会
福島原発事故後、多くの自治体で下水汚泥の焼却スラグから放射性セシウムが検出されています。汚泥はセメントの原料等にリサイクルされてきましたが、多くの下水処理場に汚泥が山積みとなっています。
鎌倉市でも5月の測定で2866ベクレルの放射線が判明したため、セメント原料として使用できず、現在まで浄化センター内にパック詰めにして保管しており、年内には浄化センターの屋内からあふれる見込みです。
9月の補正予算で他市への埋め立て処分費は可決されましたが、処分先の見通しがない状態です。費用は国と東電に請求する予定ですが、国として責任ある対応が求められており、全会一致で意見書を採択しました。