日本共産党鎌倉市議団

　　５月のマイナ保険証利用率７・７％。
　　　　　　　　　　　　　　　　マイナ保険証利用強要　

今年１２月２日、国民の大多数の反対を無視して　現保険証は廃止されます。

　政府は５～７月を「マイナ保険証」利用促進の集中取組期間とし、医療機関に支援金（利用人数に応じて最大10万円、病院は20万円）をばらまきました。
薬局で「８月から保険証が使えなくなる。次回はマイナンバーカードをもって来てください」と言われ不安になっている人がいます。そんな中で

市民の皆さんから様々な心配の声が寄せられています。

◎マイナカード作っていません。今のままの保険証ではいけないのでですか。

◎マイナンバーカードは作りましたが、保険証と連携するとトラブルに巻き込まれそうで心配です。連携しないと医療が使えなくなるのですか。

◎保険証が廃止されると、マイナ保険証がないと医療が受けられなくなるのですか等々

国民皆保険」は強制加入　マイナカードの作成は任意で強制ではありません

日本の医療保険制度は「国民皆保険」いつでも、どこでも、誰もが、少ない費用（自己負担分）で高度な医療を受けられる制度です。「国民皆保険」は強制加入。すべての国民が保険料を支払い、いづれかの医療保険制度に加入する義務があります。

しかし、マイナカードの作成は任意で強制ではありません。保険証をなくし、マイナ保険証に強制することが大きな問題なのです。

マイナカードやマイナ保険証がない人には

　後期高齢者医療保険では８月に新しい保険証が更新され、送られました。後期高齢者でしたら、現保険証が切れる、　来年７月末までに「資格確認書」が送られてきます。保険証と同じように使えます。

国民健康保険証も発行されます。その後もマイナンバーカードがない人には申請しなくても「資格確認書」が郵送されます。（市担当に確認）
　

マイナ保険証の継続のためには手続きが必要　　　　　　

　マイナ保険証（電子証明書）の５年毎の更新手続きは自治体窓口に出向く必要があります。更新が25年に集中する「２０２５年問題」が　懸念されます。更新を忘れたりすれば無保険になり、皆保険制度が崩壊しかねません。。（１０年に延期する案も出ているようですが…）

　健康保険証残すべき

　廃止後、経過措置で現行の保険証が使えるものの、マイナ保険証押し付けは許されません。
　手間がかからず、カードリーダーなどのコストもかからず、見せるだけで済む健康保険証は、患者にとっても、医療機関にとっても利便性がいいのです。
　保険証廃止により、医療機関の窓口は、トラブル不安を抱えながら、資格確認書など多様な「カード」に対応しなければならず、混乱は必至です。
　

保険証存続の世論を高め、たとえ廃止されても政権交代で撤回させたいですね！！