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市民ニュース・発行物

2024年2月29日

今こそ一人ひとりに寄りそった 市民の声が届く鎌倉市政を

共産党鎌倉市議団は高野議員が2024年度予算代表質問で29項目80問の質問を行いました。概要について一部お知らせします。議会録画でご覧いただけたら幸いです。

生涯学習センター利用時間区分の再変更を速やかに
 
生涯学習センターの利用時間区分の変更によって、利用しづらくなったという声が多数でています。利用者団体のアンケート結果からも明らかです。
 教育委員会は利用時間区分の再変更にむけ、新年度にかけて再検討を行う旨、言明されています。早期の再変更を強く求めます。

健康づくりについて
 
●加齢性難聴に対し、聞こえ健診や補聴器補助検討を
●失明の原因の1位は緑内症。早い段階での治療により、進行を遅らせることができる為、検診の実施を
●帯状疱疹ワクチンを打つことにより、発症を抑える効果があります。市として独自補助を検討を

高齢者への交通費補助
   制度改善を
 
 鎌倉市では2024年から2026年度までの高齢者保健福祉計画を3月末に計画策定予定です。計画素案では現状の運転免許証返納者に対するタクシー券やバス購入補助として、年間2000円、2年間の限定はそのままで改善はされていません。計画策定にむけたアンケート調査では、「交通手段の充実を求める」記述が158件でトップでした。この間、関係市民団体などは、従来おこなわれてきた交通費優待助成制度の復活・充実を求める陳情を提出するなど、移動手段の改善や財政的な補助を求めていますが、改善されませんでした。
 

学校給食の無償化を

 小・中学校とも無償化は491にのぼり無償化に踏み出す自治体が全国的に増えています。新年度からは、東京都23区すべて実施され、都として最大半額の補助を行う方針を決めたとのことです。鎌倉市でも無償化の実施を求めましたが、教育長、市長から前向きの答弁はありませんでした。

 

多世代の居場所づくりを

 子どもなど多世代の居場所は身近な場所にあることは、大切です。町内会館等を利用した居場所の充実や拡大について求めました
また、子育てグループや高齢者活動グループが、ご自宅や学習センター等を利用しての居場所について、サロン助成や支援員の派遣等の検討を求めました。
 公共施設再編計画では、青少年会館を廃止するとしていますが、玉縄青少年会館及び鎌倉青少年会館は中高生等の居場所として、廃止から継続・充実へと方針が修正されるよう求めました。

 

大船体育館と鎌倉体育館の廃止方針見直しを

 公共施設再編計画では総合体育館・総合グラウンドを深沢地域で整備することに伴って大船体育館と鎌倉体育館を廃止する方針です。本当に一カ所に集約するのが適切でしょうか。高齢化社会のなかで、健康づくりの促進という視点からも、5地域にまでとは言いませんが、大船と鎌倉、そして深沢の3拠点に位置づけて、新たな整備と既存体育館のメンテナンスに取り組むべきではないでしょうか。この点も今から見直しの対象にすべきと考えます。

保育園の増設を
 
鎌倉では保育園建設計画がなく、特に3歳未満児の待機児が増加しています。保育園の増設・新設を求めてきた結果、2024年度予算で民間保育園の新設、増設を目指す予算が組まれました。一歩前進ですが、実際に建設されるのは早くて2年後です。少子化とは言え、保育園入所希望者は増えています。入所希望率が適正か調査し、保育園の建設を進めるよう求めます。

 

国保・子どもの均等割保険料の補助の拡大を
 
国民健康保険は被用者保険等と違い、世帯割や均等割があり、お子さんが多い世帯ほど保険料が高くなる傾向となっています。加入者平均所得は年間200万円以下が6割と低所得者の方が多いのが実態です。
鎌倉市は一般会計からの法定外繰入金を減額したことなどにより、今年度の1人あたり保険料は県内で2番目に高くなっています。保険料軽減の努力と子育て世代の負担軽減の観点から保険料均等割の子どもの対象年齢や補助内容の拡大の検討を求めました。(山ざくら2024年3月号1面 吉岡和江 腰越・深沢地域に配布)

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