2024年からの第9期高齢者保健福祉計画の検討が行われています。計画策定の為、介護認定者及び介護認定を受けていない65歳以上の方にアンケートを行いました。
①「介護保険料の負担軽減と
利用料の独自軽減について」
保険料基準額は現在月5500円と当初の2.1倍となっています。様々な公共料金値上げ等で多くの市民は大変苦しい生活になっています。基金の繰り入れや所得段階を17段階に上げるなど負担軽減を求めました。
②「特養ホーム
増設について」
4月1日現在で、待機者は354人であり、施設整備が必要です。特養ホーム増設を求めました。
③「加齢性難聴に対する
補聴器補助について」
難聴が進むと、社会的参加が少なくなり、認知症のリスクも高まると言われています。早めの補聴器使用が大切です。 相模原市はモデル事業として補聴器補助事業を行い、利用者アンケートで補聴器を使うことで「外出機会が増えた」等の結果から2024年度から補助事業を本格実施することを決めました。鎌倉市でも補聴器補助制度の検討を求めました。
④「視覚障害原因の一位は緑内症、節目健診の実施を」
緑内症は自覚がないまま進み、視覚障害になるリスクがあります。一度見えなくなると回復は無いとのこと。早めの点眼治療で進行を止めることができるとの事。健診の創設を求めました。
⑤「帯状疱疹ワクチンの
一部補助について」
⑥「外出支援として高齢者割引乗車証助成の復活・充実を」
アンケートの自由記述910件中1番多かったのは「交通・移動手段について」で158名から寄せられました。「高齢者が外出しやすいよう、交通費補助を充実してほしい」「神社・寺など自然豊かな地域等訪ねたいが、交通費が高く、せめてバス代が無料になるとよい」等と訴えています。松尾市長になり廃止した「高齢者割引乗車証助成」の復活・充実を求めました。市長は優先順位が低いとの対応です。
◎詳しくは議会録画中継をご覧ください。