10月に行われた鎌倉市長選の結果、松尾市長が四期目を担うことになりました。
野党共闘した総選挙と異なり、市政を変える候補の一本化ができなかったことは今後の教訓です。 同時に、女性候補が選挙直前の短期の取り組みで一万票以上の得票を得たことは、今後につながる貴重な成果と思います。
選挙で争点となった村岡新駅問題や市役所移転問題など賛否の分かれる課題は、今後も続く問題です。今回の選挙をもって完全に決着がつくような短期間かつ単純な問題ではないからです。 人口減少の時代に入る中で大型開発を優先するのか、それとも市民生活に配慮した市政に見直していくのか。これからの市政運営が鋭く問われています。
今回の選挙で松尾市長は、従来の主張を繰り返す一方で、子ども医療費無料化の所得制限撤廃など私たちが以前から提案している内容も公約しています。
そのため、市民にとって前向きな政策は評価し、そうでない政策は是正させるため建設的な議論をする。そういう是々非々の姿勢で市民や地域の声を届け、良識ある鎌倉市政をつくるために頑張ります。