誰も幸せにならない公共施設再編・縮小計画
高野洋一議員 12月議会一般質問
高野議員は、「公共施設再編計画」の見直しについて、特に長谷子ども会館、岩瀬子ども会館及び玉縄青少年会館の閉館問題からの教訓を中心に、一般質問を行いました。
①計画策定(H27)までの問題として、「面積は減らすが、機能(サービス)は維持する」という考え方に無理があること。限られた市民ワークショップなどでは不十分で「住民不在」の策定であったことを厳しく指摘しました。
②計画策定後の取り組みとして、どの施設をいつ再編するかという「ロードマップ」の役所内の共有が全く不十分。 そのことが、住民・施設利用者との協議調整や関係する行政計画の見直しを行うことなく施設廃止の強行という 重大な誤りにつながりました。
③そのために市民との矛盾を広げており、「(仮称)子どもがのびのび…鎌倉条例(案)」との整合性や第4期基本計画との関係(下記)、住民参加のあり方などで市の姿勢が問われています。
④既に閉館された長谷子ども会館、このままでは今年3月末に閉館の岩瀬子ども会館については、議会で請願・陳情が採択されています。子どもの居場所として活用すべきというのが、市民の意志です。
再編計画の見直しを来年度に検討
玉縄青少年会館の今後を含め、「市民の財産は市民が決める」立場を市が尊重するととともに、「住民協議会」を設置し再編計画を現実的に見直すようよう強く求めました。 どの程度かは不透明ですが、市長は再編計画見直しを来年度に行うと答弁しました。