議会の役員選挙に伴い、6月5日付けで監査委員を辞任しました。共産党市議団から選任されたのは高野議員で3人目でした。
以下、退任にあたっての挨拶を掲載します。
監査委員の退任にあたり、ご挨拶を申し上げます。約一年間にわたり、八木代表監査委員、監査委員事務局の皆さんとともに、定期監査、決算等審査、財政援助団体への監査、行政監査及び複数の住民監査請求などに取り組んでまいりました。皆様に心より感謝申し上げます。
監査委員として最後の発言機会となりますので、一言、今後の監査業務や議会運営のご参考になればと思い、私が感じたことを率直に申し上げたいと思います。
約一年間務めさせていただき、率直なところ、監査委員業務全体の流れが分かったところで退任に至ったというのが実感です。議会の慣例等は十分に認識しておりますが、本来は複数年度にわたって務めることが監査業務上は望ましいと感じたところであります。
同時に、そのためには議選監査委員の本会議における一議員としての発言機会の確保、また、様々な監査業務における質疑内容の公開など、より積極的に監査業務の「見える化」を進め、より市民に監査委員業務をオープンにしていく必要があると考えます。
さらに、この度のような交代時期に、監査業務が中途にならないよう、定期監査の実施時期等を適切に見直したらどうかと感じたところであります。
以上の点を含め、議選監査委員の意義は、市民代表機関の一員として、市民の目線で、財務上の視点や政策的な視点などから各種事業の効果を適切に評価し、事業の見直し等に反映させることにあります。最後になりますが、この度、選任されました西岡幸子監査委員のご活躍を心より期待し、退任の挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。