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皆さんが安心して暮らせる住みよい鎌倉市、環境・平和・福祉の鎌倉市を目指して
議会での質問等

2016年7月26日

市民生活の安心・安全なくらしを守り、充実するために

6月議会一般質問で、吉岡和江議員は下記の内容で、質問しました。要旨をお知らせします。

生ごみの資源化を市の方針に

家庭系ごみの有料化が実施され、1年余。燃えるゴミは約3800㌧ 減量したのことですが、3万トン以下にするために、さらに数千トンの減量が必要です。燃えるゴミの54%を占める生ごみを市の資源物として、分別・資源化する以外に安定的に3万トン以下にすることはできません。
市の次期ごみ処理基本計画に生ごみは資源物になっていません。現状のままでは、結果として現計画より新焼却炉は大きくなり、市民の理解は得られないと指摘しました。

公共施設まで点字ブロックの整備を

交通バリアフリー法ができて⒗年。駅から公共施設までの特定道路の整備は51%、準特定道路の整備は6%しかできていません。市はオリンピックに向け、駅周辺の点字ブロックは早期に整備するとしていますが、鎌倉駅から福祉センターまでの点字ブロックは未整備です。市は「未整備の区間や幅員が狭い区間などの課題がある。視覚障害の団体と協議し、一番良い方策の協議を進めていく」と答弁しました。
また、モノレール富士見町の上りのエレベーター工事が始まりましたが、下りについても1日も早く整備するよう求めました。

市営住宅空き家 69戸が放置

市営住宅応募率は高齢者住宅で17.8倍、一般募集で7.8倍と狭き門です。低廉な家賃の公営住宅の拡充が必要ですが、増設計画はありません。
市民から市営住宅の空き家がいつまでも埋まらないとの連絡を受け、実情を問いました。募集は10戸程度ですが、実際は69戸の空き家があることが分かりました。法的手続き等で遅れている住宅は9戸で、ほとんどが修繕費用が削られている為、空き家になっています。
1カ所の修繕に百万として、6千万円あれば必要な市民に提供できます。
住宅困窮者の実態を踏まえ、予算をつけ、市営住宅の修繕を行よう求めました。

朝食を抜くと 脳出血増

最近の調査で朝食を抜くと、肥満や高血圧につながるだけでなく、脳出血を引き起こすリスクが上がるとの報告を紹介。改めて食教育の大切さを強調し、学校等での取り組みをを質問しました。或る自治体では1週間の食事を写真に撮り、子どもたち自身が管理していく実践をしていることを紹介し、現場での論議を求めました。
健康づくりは結果として医療費等の軽減にもつながります。健康づくりを市の方針の中心にするよう求めています。

中学校卒業まで 医療費無料化を

県内では中学校卒業まで医療費無料化が14市町村に広がっています。松尾市長になり、小児医療費の有料化を検討するなど、取り組みが遅れています。お金の心配をせず、子供たちが病院にかかれるよう、年齢拡大を求めました。

子ども医療費無料化(県内) 

中学校卒業まで:平塚、小田原、厚木、大和、海老名、二宮、中井、大井、山北、松田、箱根、真鶴、愛川、清川村

小学校卒業まで:横須賀、鎌倉、藤沢、逗子、相模原、三浦、秦野、伊勢原、座間、綾瀬、葉山、寒川、大磯、開成、湯河原

職員資質向上を メンタルが増大

生活保護費盗難や白紙請求書など市の不適切な事務は問題です。公務員として、「地方自治体は市民福祉の増進を図る」という本旨に基づいた対応が求められます。
しかし、地方分権の名のもとにこの間、250以上の事務が鎌倉市に移管されています。人口は増加しているのに職員は20年前と比べ、480人も減っています。メンタルで休業する職員は県下1多いのです。
自治体の本旨に立ち、職員の適正数、育てる観点等、職員削減ありきを見直すことが必要です。

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